迅速かつ的確に対応し被害の極小化が出来る様、ハード、ソフト面の準備だけでなく
その運用の訓練に対して積極的に取り組んでいます。
四日市工場の安全健康基本方針
- 安全健康基本方針 (PDF: 400KB)
地震対策
免震装置
免震装置
2007年9月に竣工した第四製造棟以降では、地震応答加速度を約1/4に低減する最新の免震構造を採用しています。

地震速報システム
地震速報システム
大きな被害をもたらすS波到達前にP波を検知することにより、到達時間と規模を瞬時に解析。自動停止や自動放送により被害を低減、働く人々の安全を確保します。

設備の耐震対策
設備の耐震対策
二次災害を防止するため、厳しい社内基準に基づき設備の固定、補強を実施しています。
※多種多様の対策を実施しておりますが、その一部を紹介します。

例1:装置の固定

例2:タンクの固定
従業員安否確認システム
従業員安否確認システム
災害発生時には、従業員の安否確認をオンラインシステムで自動化。
複数の通信手段を利用し、従業員の安否を迅速に確認します。
防災倉庫
防災倉庫
防災倉庫を構内各所に設置。大規模災害発生時に必要な水、食料、資材や機材を備蓄しています。
停電対策
瞬低対策
瞬低対策
瞬間的な電力低下からの重要設備の保護を目的として、各種の瞬低補償装置を設置しています。
◇瞬低補償装置
◇瞬低補償装置

バッテリー、電気二重層コンデンサや、超電導コイルに電力を貯蔵し、瞬低時に電力を放出させます。
1)UPS電源(無停電電源装置)
1)UPS電源(無停電電源装置)

バッテリーに電力を貯蔵し一定時間の電力を供給します。
2)超電導電力貯蔵装置(SMES:Superconducting Magnetic Energy Storage)
2)超電導電力貯蔵装置(SMES:Superconducting Magnetic Energy Storage)
超電導コイルを用いて電気エネルギーを磁気エネルギーとして蓄電します。

3)電気二重層キャパシタ(EDLC:Electric Double Layer Capacitor)
3)電気二重層キャパシタ(EDLC:Electric Double Layer Capacitor)
コンデンサ内に電気エネルギーを蓄電します。

停電対策
停電対策
非常用発電機を設置。
停電発生時には自動で起動。安全関連設備の稼働と、工場設備の安全な停止までの電力をバックアップします。
◇非常用発電機
◇非常用発電機

ディーゼルエンジンで発電し、電力を供給します。
火災対策
◇超高感度煙検知器
◇超高感度煙検知器

超高感度煙検知器をクリーンルーム内に設置。
電気配線・設備等からのくすぶり火災をきわめて早期の段階で検知して対処する事が可能になります。
◇消防自動車の配備
◇消防自動車の配備

初期消火を迅速に行うために消防自動車を導入しています。
高圧ガス保安対策
◇設備の安全対策
◇設備の安全対策


設備上における安全対策を実施しています。
①すべてのガス設備に対する緊急遮断装置の設置
(ガス漏れ、および地震の揺れを検知してガスを速やかに遮断)
②ガス使用装置に対するガス検知器の設置
(ガス漏洩を早期に検知)
③社内のガス専門委員による設備導入検査
◇設備の日常管理
◇設備の日常管理


日々、日常点検を実施しています。
①ガス設備の状況、圧力や温度の状態、ガス検知器の動作点検
②法令に基づくシリンダーキャビネットの安全点検
③緊急除害用スクラバー動作確認等の定期自主点検
◇管理レベルの向上施策
◇管理レベルの向上施策


各種啓発活動による作業従事者、技術者の管理レベル向上と、有資格者の計画的育成を定期的に実施しています。
①ガス取り扱い施設での異常想定訓練
②従業員に対する遵法教育
③ガス燃焼実験などのその他啓発活動
その他
四日市市との災害防止協定
四日市市との災害防止協定
当工場における事故や火災等の災害防止と、地域社会の安全の確保を目的として、四日市市との間で災害防止協定を締結しています。



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